2025年、新しい年になり体験レッスンを受講される方が徐々に増えてきました。
63歳男性ゴルフ歴30年
ここ数年飛距離がどんどん落ちてきて、ティショットも曲がることが多く、さらにはコアメイクもできなくなったとのことで体験レッスンを受講されました。
まずは現状のスイングを見させていただきました。この方の場合大きく3つの改善点がありました。まず1つ目がアドレス、非常にボールに近く立ちすぎて重心が踵に乗りお尻が後ろに落ちた状態になってました。2つ目がバックスイングでの体幹の捻転不足、3つ目がダウンスイングでのグリッププレッシャーが強くなりすぎてインパクトでクラブヘッドの走らないスイングになってました。まずアドレスをバランスの良い適正な重心ポジションに修正し、バックスイングで肩だけでなく体幹全体を捻転しインパクトまでの助走の距長くしました。最後にダウンスイングでグリッププレッシャーが強くなりすぎないようトップポジションでの脱力からインパクト直前で左グリップを強く握ることでクラブヘッドを走らせるタイミングに変更しました。
この3つのポイントで受講されたご本人の感覚では30ヤードぐらい飛距離が伸びたとの感想でした。スイングに悩みが出た場合、まず大事なことは小手先の修正ではなく体のバランス、体幹の使い方を見直すことである程度の飛距離は戻ります。この方の場合オーバースイングやトップポジションでのシャフトのクロスが原因だと考えられていたようですが、本質的な原因ではないため日替わりでいろんなことに悩まれていたようです。もちろんシャフトの向きやバックスイングを上げていく方向など大切ではありますが、まずその前にバランスよくスイングできるためのアドレス作りや力の入れ方などを見直せば悩みは解決できます。そこからさらにきれいなスイングを目指せば良いのではないかと思います。 自分のスイングについては客観的に動画を見ることや、アドバイスを受けることが効率の良い上達に結びつきます。スイングに悩んだらまずはご相談ください!